つい数日前に、8月の携帯音楽プレーヤーの販売シェアでSonyのウォークマンがiPodを抜き2001年11月の調査開始以来初めて首位に立つという日本のニュースを見ました。
発売以来快進撃を続けてきたiPodの二位への転落の理由の一つにiPodの利用者の多くがiPhoneに流れていることが挙げられています。
マーケティング用語ではこういう状態の事を"Cannibalization"、いわゆる同ブランド会社内での共食いといいます。
しかし、これだけが理由ではありません。
ウォークマンの価格戦略は、iPodに手が出ないけれども音楽を常に聴く中・高生層に上手く反映されました。
一次期シェア80%近くあったiPodの一人勝ち状態を崩した、今回のウォークマンの勝利はまさに「新しいターゲット層の開拓」です。
スマートフォンで音楽を聴くのではない、純粋に音楽を高性能で楽しみたいという層を開拓した結果でしょう。
このウォークマンの新ターゲット層開拓で思いだすので、任天堂DSの堂マーケティング戦略ですね。
2004年の12月、任天堂DSの発売当初、岩田聡氏は、ヘビーユーザー以外の「ゲーム離れ」が進んでいることから、年齢や性別を問わずに誰もが利用できるゲーム機を開発するというコンセプトがあったことを述べています。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が見事にゲーム離れしていた中高年層を市場に引き戻しましたことは多くの方の記憶に新しいのではないでしょうか。
任天堂は同戦略をヒット商品"Wii"でも用いています。
ターゲット層のゲームマニアの要求にどんどん応える形で、スクリーン・機能が高性能化していくSonyのPlay StationとMicrosoftのXbox 360対し、Wiiが狙った層は、複雑な機能を求めず、シンプルにゲームを体感して楽しみたい層だったのです。
Wii独特のスクリーンとの一体感はまさに幼児から老人まで楽しめます。
Play StationとXbox 360がターゲットする層とは比べ物にならない程、Wiiのターゲット層は広かったのです。
結果、2008年に引き続き2009年のWiiの北米における年間売り上げは、Play StationとXbox 360の両方をたしても追いつかないものとなりました。
ターゲット層が狭ければ狭い程、マーケティング戦略はより具体的に焦点を定めることができますが、市場シェアは獲得には余程の努力が必要です。
他が狙っていない新ターゲット層を開拓することはマ―ケティング戦略成功の秘訣といえるでしょう。
新サービス開発だけではなく、既存サービスに工夫を重ねで新ターゲット層開拓を試みることはポジショニングを崩すことがないので、危険性を回避できる利点はありますが、これは当たり前のことながら容易ではないんですよね。
経営者であれば誰も考える新ターゲット層開拓。
しかし、この背景には計り知れないターゲット層分析の繰り返しがあることは言うまでもないでしょう。
何かと就労条件が悪くなりがちな海外でのTemporary Worker。
言葉の壁、彼らの滞在が雇用主よって左右されるということを逆手にとって、悪質な仕事環境を与える雇用主がいるのは事実です。
特にLive-in Caregiverは今までこういった報告が何件となくあり、それを受けたカナダ政府は今年4月にLive-in Caregiverにおける雇用主の義務・条件の見直しをはかりました。
*詳細は4月の過去記事をご参考ください。
先月、カナダ移民大臣Jason Kennyが「更にTemporary Workerの雇用主への規制を強める」旨を発表しています。
具体的には来年4月に導入される見込みですが、永住権を持たずに、就労ビザのみで滞在している方達には朗報ですね。
雇用主が外国人労働者を雇う前に、過去の雇用履歴がチェックされ、不当な扱いをしていたり違法行為をしていたりする場合は、外国人労働者を雇うことができなくなります。
欧州・中東諸国の多くではLive-in Caregiverは市民権を得る事はできません。(香港も含む)
それらの国々では、Live-in Caregiverの方が出産しても、その子供には市民権は与えられないのです。
アメリカ・カナダでは親は市民権をもっていなくても、生れてきた子供達には市民権が自動的に与えられます。
カナダのLive-in Caregiverは合計就労期間二年経てば、移民申請できます。
"Fast Track"と言われるほど、プロセスも語学力審査なくスムーズに進みます。
申請条件とされる二年間の就労は、最大4年間のうちに成し遂げられればよく、オーバータイムを多くされた方は、二年経つ前に移民申請資格が生まれたり、病気で就労することが出来なくなった場合、期限が延長されたりなどの配慮もあります。
そうなんです、カナダは基本的にLive-in Caregiverの方に永住権申請を奨励しているんです。
カナダ移民申請方法は色々ありますが、近年、その確実性からLive-in Caregiver Programは日本人の方の間でも人気が高まっています。
Live-in Caregiver Program申請資格・Live-in Caregiver雇用主マッチングのお問い合わせ:info@shinecanada.ca
引っ越しも無事終了し、体中筋肉痛に苦しみながら、翌日の朝、オフィスに向かいました。
今回の引っ越しで、今までは別のSkytrainの駅を利用することになったのですが、階段を利用しようと近づいた時に、階段が三つに分けられている事に気付きました。
これは、特に階段を下りる時の安全面に配慮した結果だと思います。
日本の駅でこの程度の幅の階段では区切りがあることは珍しいのではないでしょうか。
もし、あったとしてもせいぜい二つでしょう。(昇降の区別だけ)
私は上の娘がお腹の中にいる時に、駅の階段を手すりを伝いながら降りている際に、後ろの人に押され、下まで転げ落ちたことがあります。
妊娠8カ月でしたので、すぐに救急車で運ばれ、検査を受けましたが、幸い異常はありませんでした。
幅広の階段を降りる際は、後ろの人が追い越そうとしたりして、とても危険なことがありますが、これだけ、細かく区切られていたら、その危険性は回避できると思います。
カタコトで話す人にも辛抱強く接してくれる人が多い。
その理由は?
と考えると、
カナダ人が温和でノンビリした性格であるだけではなく、
英語とフランス語を公用語にしていていることがベースとなっているはずだ。
外国人が話すつたない言葉は、まどろっこしいものだけど
カナダではヘタな英語を話すフランス系カナダ人は多いので、
“正しい態度”を保つためにも、
礼儀良く相手の言葉を聞いてあげることが習慣になっているのだ。
この習慣は、英語にハンディキャップを持っている我々には大いにありがたい。
でも一方で、
カナダに永く住んでいると、
不完全な英語でも問題なく生活できる環境が当たり前になってしまって、
寛容に聞いてもらっているありがたさを忘れてしまうのはよくない、と思う。
英語を上達させる努力を怠ってしまい、
今の自分の英語力で満足していしまうようになりかねない。
「これは、いけないことだ」と、反省・・・・・。
赤丸天
この半月はただただムスコと一緒に寝たり起きたりしながら過ぎて行った感じで、もう終わってしまいそうな夏を名残惜しむ暇もありませんでした。
お蔭さまでムスコはスクスク、プクプクと成長しています。
3日前、約1ヶ月滞在してくれた母が帰国しました。これからいよいよ2人での子育てです。当面は家事は手抜きで・・・。
今回は、退院後のベビーと私(母親)のケアについてまとめて書きます。
退院した日は・・・バンクーバーは記録的な暑さとなった日でした。しかも、真っ昼間に退院してしまったため・・・車の中はクーラーをつけても灼熱の暑さ。
もちろん新生児でもカーシートには乗せなければいけないのですが(なので、きちんとしたカーシートを持っていなければ退院させてくれません)、もちろん生まれてから初めてムスコを乗せるわけなので、手間取り・・・その時ぐっすりと眠っていたムスコは、ゆすってもさすっても反応がなく、相方はもうパニック状態。
相方「ど、どうしよう!ドクター呼んだほうがいい?」
私「それより一刻も早くここを出るべき!」
心配の余り、後ろを振り向きながら車を発進させる相方・・・前を見ろ!
道すがら何度も何度も後ろを振り向く相方・・・前を見ろ!前っっっ!!!
かくして新米父と新米母はムスコと共に家に帰ったのでした。
入院期間は短いこちらですが、その後のケアはちゃんとあります。退院翌日、病院で言われていた通りコミュニティナースから連絡があり、その次の日にさっそく訪問してくれました。
日本で看護婦さんと言うと、どうしても白衣の・・・を想像してしまいますが、デニムのミニスカート姿で颯爽と現れたナースLさん。引っ張ってきた大きなスーツケースからは「7つ道具」とでも言いますか、ベビー用体重計、聴診器、体温計、それからコミュニティヘルスのサービス内容について書かれたパンフレット一式、等々色々と出てきます。そしてベイビーの体調チェック、私の体調チェック、問診、近所のコミュニティセンターでdrop-inで行くことのできるベイビーの成長チェックの案内など、短時間のうちにとテキパキとしかしきめ細やかにこなして、「なにか困った事があったらいつでも連絡してね」と颯爽と去っていきました。
あちこち飛び回るナースさん、ステキです。
私が出産したマタニティクリニックは、6週間の間ベイビーと私のチェックアップをしてくれます。行く頻度はベイビーの体調にもよるのですが、うちの場合、退院前に体重がちょっと減りすぎだったこともあり、退院した週から毎週チェックアップに通っています。
私の母乳も徐々に出るようになってきたのですが、まだ足りていないかも?とDr.に相談したところ、母乳の出を良くする薬を処方されました。
この薬、Domperidonと言いまして(商品名はナウゼリンなど)、通常は吐き気止めとして処方される薬です。ただこの薬には、乳汁の分泌を促すホルモンであるプロラクチンの分泌が促進されるという副作用があり、それを利用して母乳促進のために処方される事もあるとの事。ただ、その場合はかなりたくさんの量を飲まなければならず、処方されたのはなんと400錠・・・私の母は薬剤師なのですが、日本ではこの薬でそのような処方をされないので驚いていました。
それと同時に、体重の増加が軌道に乗るまでは母乳と共にフォーミュラでのフォローアップをと指導され、最初の週は、せっせと2人がかりで母乳(私)とフォーミュラ(相方)をあげていましたが・・・2週目のチェックで、なんとムスコ、一気に600g/週の増加(驚)!なんかずいぶん重くなったようなと思っていましたが・・・。これで出生体重に戻ったどころか、大幅に超えてしまっていました・・・。この時期の赤ちゃんの体重増加は30g/日が望ましいとされているので、これでは倍以上のスピード・・・(汗)これではあっという間に横綱になってしまう!フォーミュラでのフォローアップは即刻中止と相成りました。(ただし、私が寝てる間に相方が授乳担当するときにはフォーミュラであげています。)今日行ったチェックアップでは170g/週の増加とまぁ理想的な増加。どうやらこのまま、(ほぼ)母乳でいけそうです。
![]() |
| 哺乳瓶からフォーミュラをゴクゴク飲むムスコ。 (写っているのは私の母の手) この頃はまだちっちゃいけど、今ではすっかり顔もプクプクに・・・ |
さて、赤ちゃんが生まれたら、考えなくてはいけないのはpediatrician(ぺディア:小児科医)のこと。前述の通りクリニックは6週間面倒を見てくれますが、それ以降はかかりつけのお医者さんを見つけなければいけません。通常、ファミリードクターが決まっている家庭はそこにお世話になるのですが、実は・・・。私達のファミリードクター、最近忙しすぎるみたいで、診察もいつもそそくさ・・・一回15分といわれているのですが10分以下のことの方がザラ。相方はこれをとても不安がって、他のぺディアを探したいと言い出しました。こちらではどこも満杯のファミリードクター同様、新規で入れてもらえるぺディアを探すのはとても難しいと言われています。医療費がかからないカナダでの一番の問題がこれ。医療体制はいつでも手薄です。だけどクリニックにどうしてもと頼み込んだらなんとか紹介してもらえました。我が家から車で20分ぐらいの距離はありますが、希望通りの女性のペディアです。これで、2ヶ月の予防注射のときから、このぺディアにお世話になる事になります。とりあえず、一安心。
プクプクでもいい、たくましく育て・・・。







