カナダのバンクーバにあるジャパンタウンの行き方、歴史を紹介

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カナダのバンクーバーにチャイナタウン(Chinatown)のようにジャパンタウン(Japantown)ってあるの? 

上記のような質問に対して回答をしていきます。

この記事を書いている僕はカナダのバンクーバーに3年間在住をしており、バンクーバ現地に関する内容を毎日執筆しているので、この記事の信頼に繋がると思います😌

バンクーバーにジャパンタウン(Japantown)ってあるの?

結論を先に言うと、バンクーバーにジャパンタウン(Japantown)はあります。しかしバンクーバーにあるジャパンタウンへ行くことはオススメしません。なぜならバンクーバーで最も危険な場所だからです。

ジャパンタウンが実際にある場所は、以前僕が執筆した「現地在住が教えるバンクーバーの危険地域」で紹介をしているイスティング通り(Hastings St)付近にあります。

しかし妻夫木聡さんや亀梨和也さんなどが出演している「バンクーバーの朝日」の映画を見て、実際に映画の舞台となった現地へ行きたい人もいると思いますので、この記事では行き方や歴史を軽く紹介します。

ジャパンタウンへの行き方

ジャパンタウンの場所は「オッペンハイマー公園(Oppenheimer Park)」という現在多くのホームレスが滞在をしている公園の周辺地帯にありますので、オッペンハイマー公園への行き方をお伝えします。(※オッペンハイマー公園、そしてその周辺はヘイスティングス通り(Hastings St)などの危険な地域なので、決して1人では行かないようにしましょう。)

1.ウォーターフロント駅からW Cordova Stを歩きます。(歩きで約20分ほどで着きます)

2.まっすぐ歩くと分かれ道になりますので、Water Stへ歩きます。

3.そのまままっすぐ歩くとギャスタウンに入り、蒸気時計などが見えます。

4.さらに歩くとギャッシージャック像(Gassy Jack statue)がある広場に出ます。分かれ道になるので、Powell Stへ歩きます。(※ガイドブックにはここから先は危険地域と書かれています。引き返すのならここで引き返しましょう。)

5.まっすぐ5ブロックほど歩くとオッペンハイマー公園に到着をします。

ジャパンタウンの歴史

バンクーバーにあるジャパンタウンの歴史をざっくり紹介をすると

  • 1890年代に日本からカナダへ来た移民が住んでいた地域
  • 日本人労働者は賃金が安く、真面目だったため日本人が仕事を得て現地民が仕事を失い迫害を受ける
  • 1941年に太平洋戦争が始まり、日本人や日系人は財産を全て失い、本国送還またはカナダ各地の強制収容所へ収容されて、ジャパンタウンが消えた

です。

戦争が始まる前には映画「バンクーバーの朝日」でも登場する日系野球チームの朝日軍が活躍をしたり、戦争後の今現在でも周辺に仏教協会や日本語学学校など当時のジャパンタウンの名残のある建物を見ることができます。

出典:Home • Vancouver Heritage FoundationのMGJapantown_web.pdf
出典:Home • Vancouver Heritage FoundationのMGJapantown_web.pdf

まとめ

今回は「カナダのバンクーバにあるジャパンタウンの行き方、歴史を紹介」について紹介をしました。

正直な話、2020年5月31日時点でバンクーバーにあるジャパンタウンへ行くのはオススメをしませんが、危険を承知で歴史を知りたい人、感じたい人は一度訪れてみてくださね。

また何か質問などがある人はツイッターからしてくださいね。

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