カナダのバンクーバーやトロントなどへワーホリを利用し、カナダの企業などで働こうと考えている人で、カナダでの履歴書(resume)の書き方を知りたい方はいませんか?
日本での履歴書の書き方とカナダの履歴書の書き方は異なる点がありますので、カナダの企業で働こうと考えている方はぜひ閲覧をすることをオススメします☺️
本記事では下記の内容を紹介します。
- 日本とカナダの履歴書の違い
- カナダの履歴書
- 履歴書のテンプレート
この記事を書いている僕はカナダのバンクーバーにあるスプロットショーカレッジ(SPROTT SHAW COLLEGE)で1年間の授業を受け、カナダの会社に関する授業を受講していたので、記事の信頼に繋がると思います。
目次
日本とカナダの履歴書の違い
日本とカナダの履歴書には違いがありますので、まずは違うポイントについて上げますね。
違うポイントは
- 証明写真がいらない
- 性別・年齢・生年月日は書かない
- 必要なこと以外は書かない
- 証明のために印鑑などは必要ない
- パソコンで作る
です。
証明写真がいらない
日本の履歴書に必須な証明写真はカナダの履歴書には必要ありません。理由はカナダの差別禁止法において、雇用主は経験や実績、役割に基づいて審査をしなければならないからです。履歴書を作る側としては、写真を撮らなくて良いので楽ですね😌
性別・年齢・生年月日・結婚は書かない
カナダの履歴書には性別、年齢、生年月日、結婚に関することは書く必要はないです。理由は仕事に関わらない個人的な情報だからです。カナダでは個人的な情報を聞いたりすることはNGで、履歴書もまた同じなので、記載する必要はありません。また面接などで、年齢や生年月日、結婚に関する質問が万が一出た場合は、そのような質問もNGなので、質問に答える前に理由を尋ねましょう。
必要なこと以外は書かない
日本の履歴書では、履歴書のテンプレートによっては趣味や特技などを記入したり、研究課題や授業以外で力を注いだことなどを記入しますが、カナダの履歴書は応募する職種に関連しないものは書きません。理由は書くのも時間の無駄ですし、読むのも時間の無駄だからです。例えば、Webページを作る会社に応募をする際に、特技の部分に「HTML、CSS、JavaScript、PHPを使用し、Webページを1から作成することが出来ます。」は関連性があるので、書くことが出来ますが、「野球で投手、4番、エースで、毎試合ホームラン打っています。」と書いても関連性がないので、特技が凄くても意味を成しません。
印鑑を押す必要はない
履歴書に押す印鑑もカナダの履歴書では必要ありません。また、あなたの名前の署名も必要ありません。
パソコンやスマートフォンで履歴書を制作
日本の会社に提出する履歴書は手書きが基本ですが、カナダではパソコンやスマートフォンで履歴書を制作し、提出をします。データも残り、履歴書の使い回しも出来るので、手書きよりも圧倒的に楽ですね😌
カナダの履歴書
それではカナダの履歴書を写真と共に解説をします。
①.名前
名前を記入します。
②.住所
住所を記入します。
③.郵便番号
郵便番号を記入します。
④.電話番号
電話番号を記入します。
⑤.メールアドレス
メールアドレスを記入します。
⑥.目的
履歴書の目的を記入します。例えば、パートタイムとしてHTMLのコーダーの配属を希望するやフルタイムとしてキッチンで働きたいなど、あなたの働きたい役職を記入します。
⑦.長所
長所を記入します。例えば、責任感がある(Responsible),真面目( honest),気さくな( friendly)、丁寧(polite)、時間厳守(punctuality)などです。
⑧.職歴
職歴を記入します。役職(例:キッチン”kitchen”、サーバー”server”、マーケティング”marketer”など)、期間(例:2018年の4月から2018年の9月まで”April 2018 – April 2019″)、会社名(例:ソフトバンク”SoftBank Corp.”など)と仕事内容(例:”SNSを使ったマーケット市場の調査、提案、企画”など)を記入します。日本で働いたことがある人は日本の職歴についても記入します。
⑨.学歴・教育
学歴を記入します。大学や専門学校の名前、大学や専門学校の場所(国と都道府県)、専攻学科、期間を記入します。
⑩.技能・スキル
職種に関連する技能・スキルを記入します。例えば、レストランでキッチンとして働きたい場合でスーパーやコンビニなどで働いた経験がある人は食材の扱い方や品質管理の仕方についてを把握しているや、簿記を仕事にしたい人で、簿記検定の資格を持っている場合は、資格を持っていることも記入することが出来ます。
履歴書のテンプレート
カナダの履歴書の書き方も大方理解出来たと思いますので、無料で自由に使えるカナダの履歴書のテンプレートを配布します。
Word(ワード)とPages(ページズ)のテンプレートを用意してありますので、使用しているソフトに合わせて利用して下さい。
まとめ
日本とカナダの履歴書は異なる点が多いので、ワーホリや学生ビザでカナダで働く人はテンプレートを使用し、履歴書を作ることをお勧めします😌
また下記の記事にバンクーバーやカナダで仕事を探す時に使える方法が載せてありますので、興味がある人は見てください!