アメリカ、カナダ、メキシコの国境解禁が8月21日まで延期

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先日、アメリカ、カナダ、メキシコの各政府が7月21日に国境解禁の予定が延期されると報道されましたので、このニュースについて解説をしていきます。

簡単に僕の自己紹介をすると、カナダのバンクーバーに3年間在住をしており、カナダやバンクーバーに関する記事を毎日執筆しているので、この記事の信頼に繋がると思います😌

アメリカ、カナダ、メキシコの国境解禁が延期

アメリカとカナダ、メキシコの政府によると3月中旬以降からコロナウイルスによって各国の国境が封鎖されていました。2020年7月21日(火)に国境の封鎖を解禁する予定でしたが、2020年8月21日(金)まで延期されることがCNNのニュースで発表されました。

今週末にはカナダ政府から国境解禁が延期になることが正式に発表される予定です。

7月のアメリカとカナダ、メキシコのコロナウイルスの感染率

この記事を執筆している2020年7月15日(水)時点でのアメリカとカナダ、メキシコの感染率は下記の通りです。

  • アメリカ:総感染者数:3,483,905人、回復者数:1,026,816人、死者数:138,358人
  • カナダ:総感染者数:108,486人、回復者数:72,170人、死者数:8,798人
  • メキシコ:総感染者数:311,486人、回復者数:193,976人、死者数:36,327人

そして各国の7月に入ってからの感染者数の増加幅を調べてみました。

  • アメリカ:7月1日時点:2,640,626人、 +843,279人
  • カナダ:7月1日時点:104,042人 +4,444人
  • メキシコ:7月1日時点:231,770人 +79,716人

3カ国とも感染者数が増加していますが、特にアメリカとメキシコでの感染者数の増加の幅が多いですね。

アメリカのコロナウイルス感染者数グラフ
カナダのコロナウイルス感染者数グラフ
メキシコのコロナウイルス感染者数グラフ

今後アメリカ、カナダ、メキシコの国境解禁いつ国境が解禁されるのか

今回のニュースで2020年8月21日まで延期されることが発表されましたが、個人的には2020年8月21日以降も国境の封鎖が継続されると予想をしています。

理由は

  • 今後もアメリカとメキシコの感染者数が増加される
  • カナダ国民の80%以上が引き続き国境封鎖を支持している

ですね。

今後もアメリカとメキシコの感染者数が増加される

7月以降に入ってから3カ国とも感染者数が増加していますが、特にアメリカとメキシコの感染者数が多くなっています。アメリカやメキシコが経済回復のために国境封鎖の解禁を望んでいても、カナダの視点で考えれば感染者が増えるのを避けたいですよね。

カナダでも感染者数は増えていますが、上記で紹介をしたグラフを見ると増加の幅は減少しています。

カナダ国民の80%以上が引き続き国境封鎖を支持している

そしてカナダの世論調査によると、カナダ国民の80%以上が引き続き国境封鎖を支持しています。8割の人が今後も引き継き国境封鎖を望んでいるので、カナダ政府もカナダ国民を守る、信頼を築くために国境封鎖を継続すると考えています。

まとめ

今回は「アメリカ、カナダ、メキシコの国境解禁が8月21日まで延期」について紹介をしました。

アメリカやカナダ、メキシコに住んでいる人で旅行を計画している人は、残念ながら引き続き旅行をすることができません。

コロナウイルスの感染者数の増加と効果的なワクチンが開発されるまではアメリカ、カナダ、メキシコの国境解禁されることは正直厳しいと思います。

2020年も残り半年を切りましたが、今年は自国で大人しく待機をすることをオススメします。

何か質問などがある人はツイッターからしてくださいね。

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