このブログのタイトルにもなっていますが、【2020年はカナダへ絶対に来ないでください】。
カナダへ旅行に行きたくても、留学で英語を学びたくても、ワーホリで働きたくても絶対に2020年はカナダへ来ないでください。
この記事ではなぜ2020年にカナダへ絶対に来ない方が良い理由を紹介します。
本記事では下記の内容を紹介します。
- 2020年はカナダへ絶対に来ない方が良い理由
- そもそもカナダへ入国できるの
- 2021年はカナダへ来ても良い?
この記事を執筆している僕はカナダのバンクーバーに留学生として在住をして今年で3年目になります。
この記事を執筆している2020年5月18日時点でもカナダのバンクーバーに滞在をしているので、なぜ【2020年はカナダへ絶対に来ない】方が良いのかもこの記事をみることで納得できると思います。
目次
2020年はカナダへ絶対に来ない方が良い理由
まずは結論【2020年はカナダへ絶対に来ない方が良い理由】を紹介します。
理由は
- 入国後も自主隔離
- 語学学校やカレッジ、大学の授業は現在オンライン授業のみ
- ワーホリで働ける職種が限られてくる
- イベントや集会が全てキャンセル、一部観光スポットは休業
- 海外旅行に行くことができない
の5つですね。
順番に解説をしていきます。
入国後も自主隔離
日本もそうですが、カナダは現在コロナウイルスの影響によって入国をした際に14日間の自宅隔離をする必要があります。
旅行で滞在をする期間はお金持ちの人なら期間は関係ないかもしれませんが、一般の人の場合は多くても最大で2週間滞在できるかどうかだと思います。
もちろん今後コロナウイルスの影響が収束すれば、自宅隔離が無くなる可能性はあると思いますが、特に2020年はせっかくカナダへ旅行に訪れてもコロナウイルスの影響でホテルで過ごすだけの旅行生活となる可能性が十分に高いので、2020年にカナダへ旅行をしようと考えている人は考え直した方が良いですね。
語学学校やカレッジ、大学の授業は現在オンライン授業のみ
2020年5月18日時点で語学学校やカレッジ、大学の授業は現在オンライン授業のみとなっています。
オンライン授業もしくは休講は各州政府が決定することなので、いつからカナダ全体がコロナウイルスが流行る前のような教室で授業をする形態へ戻るのかは分かりません。
ただバンクーバーが属するブリティッシュ・コロンビア州(British Columbia)に関して言えば、BC州のコロナウイルスの再開計画ではフェーズ3の段階(6月から9月)で
- 高等教育 – オンライン授業とクラス内授業を混合する(2020年9月) Post-secondary education – with mix of online and in-class (September 2020)
の一文が記載されているので、高等教育ではない大学やカレッジまたは語学学校がこの期間にクラス内授業を開始するのかは分かりませんが、目安として2020年9月まではオンライン授業が続くと思います。
ワーホリで働ける職種が限られてくる
せっかく今年カナダへワーホリで訪れても働ける職種が限られてきます。
僕が以前執筆した【コロナウイルス影響で仕事が休み・職を失ったワーホリの人は【10個】のことをしよう】の記事のパートの「コロナウイルスの影響によって解雇されやすい職種」の一部を抜粋すると
- キャビンアテンダント
- レストラン(キッチン、サーバー、カフェ)
- 事務職
- ジム、ヨガのインストラクター
- 美容院
- お土産屋、ギフトショップ
- エンターテイナー、アミューズメントパーク
上記の職種で働いていた人は軒並み解雇されているまたは一時解雇されている人が90%以上を超えています。
もちろんコロナウイルスの影響が緩和される毎によって、流行する前と同じ生活・経済状況に近づいていきますが、カナダで1,000を超える感染者数がいる
- ケベック州(Quebec)
- オンタリオ州(Ontario)
- ブリティッシュコロンビア州(British Columbia)
- ノバスコシア州(Nova Scotia)
上記の州でも特にケベック州とオンタリオ州は解雇されやすい職種で以前のように働くのは時間がかかりそうです。
州 | 感染者数 |
ケベック | 42,920 |
オンタリオ | 22,957 |
ブリティッシュコロンビア | 2,428 |
ノバスコシア | 1,040 |
※2020年5月18日時点でのカナダ全体のコロナウイルス感染者数
Coronavirus disease (COVID-19): Outbreak update – Canada.ca
https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/2019-novel-coronavirus-infection.html?topic=tilelink
またコロナウイルスの影響によって募集されやすい職種も執筆してあるので、詳しく知りたい人は下記の記事を読んでくださいね。
イベントや集会が全てキャンセル、一部観光スポットは休業
2020年のカナダは大勢が集まるイベントや集会などはコロナウイルスの影響によってほぼ全てがキャンセルされています。
- プロスポーツの試合(メジャーリーグやバスケットボール、サッカーなど)
- ライブ(久石譲さん、ビリーアイリッシュさんなど)
- 花火(Honda Celebration of Lightなど)
- マラソン(BMOマラソンなど)
- LGBT(ゲイパレードなど)
バンクーバーのイベントを一部紹介していますが、上記の全てが2020年に開催予定でしたが、開催されないことが決定しました。
また観光スポットも休業や立ち入り禁止の場所もあります。
カナダへ旅行や留学、ワーホリで訪れてもイベントが開催されない、観光もできないとただカナダへ来るだけ、カナダで英語を学習するだけ、仕事をするだけの日々しか送ることはできません。
イベントを楽しんだり観光スポットに行って友達と思い出を作ることが、旅行や留学、ワーホリをする人にとって重要なことの一つでもありますので、カナダへ2020年は来ない方が良いです。
海外旅行に行くことができない
カナダへ旅行や留学、ワーホリで訪れた醍醐味として、カナダからアメリカやメキシコなどの南米への海外旅行をすることだと思いますが、国によっては自国民の人のみ以外の入国を禁止している国もありますので、海外旅行へ行くことができません。
また入国できたとしても、カナダへ入国をした時と同じように何日間の隔離生活を義務付けられる可能性も十分にあるので、満足に旅行はすることはできないですね。
そもそもカナダへ入国できるの
そもそもカナダへ入国できるのかどうか気になる人も多いと思いますが、まず2020年5月18日時点ではカナダへ旅行目的などで入国をすることはできません。
ただ
- 臨時外国人労働者
- 一部の留学生
- 一部の承認された永住者
などの入国を許可されている人もいます。
詳しくは以前僕が執筆をした【コロナウイルスの影響でカナダへ入国は現在できる、できない!?】の記事を参考にしてくださいね。
2021年はカナダへ来ても良い?
コロナウイルスの影響が2021年までに世界全体でどれくらい収束をしているのかは現時点では分かりません。
収束状況によって入国規制の緩和や経済の発展の速度が異なり、収束に影響を与えるのはソーシャルディスタンスなどの人々の意識もそうですが、やはりワクチンが最も影響を与えると思います。
- Medical professionals speculate it could be 12 to 18 months before a vaccine is developed.
世界各国でワクチンの開発に取り組んでいますが、ワクチンの開発には12ヶ月から18ヶ月は必要になるようです。
BC’s Restart Plan – Province of British Columbia
https://www2.gov.bc.ca/gov/content/safety/emergency-preparedness-response-recovery/covid-19-provincial-support/bc-restart-plan
早くて2021年の3月頃にはコロナウイルス用のワクチンが開発をされている計算になるので、その頃には入国制限が緩和されていると思います。
ただ感染者が多い国は引き続き入国制限がされる可能性も十分にありますので、日本政府のコロナウイルスの対策で感染者が増えないような生活を送れるようになることや人々の意識で感染者が増えなければ日本からカナダへ入国をする制限が緩和されると思います。
まとめ
今回は「2020年はカナダへ絶対に来るな」についての記事を紹介しました。
イベントも無し、観光も出来ない、授業はオンラインで友達と出かけることも出来ない、仕事はない…僕は2020年にカナダへ訪れる予定の人へこのような生活をカナダで送ってほしくないと思い執筆をしました。
厳しいことかもしれませんが、カナダ現地に住んでいるのでこれがカナダの現状です。
2021年まで待てばコロナウイルスが流行る前のような経済状況、生活を送ることができる確率が高くなりますので、訪れることを耐えましょう、待ちましょう。
何か質問などある人はツイッターをしていますので、そちらに質問をお願い致します。